【和歌山】「親子木工教室」を開催しました。

 

 721()に北海道大学公開講座「親子木工教室」を和歌山研究林にて開催しました(後援:古座川町)。午前と午後に1回ずつ行い、小学校4年生から6年生までを対象に計16家族46名に参加いただき、「本格ゴムでっぽう」を作成しました。

 

 

 ゴムでっぽうと聞くと、割りばしと輪ゴムを組み合わせて作成するものを思い浮かべる方が多いと思いますが、今回は研究林の木材を使って自分好みに作り上げる(見た目が)本格的なものです。

 

 ベースや装飾パーツはスギやヒノキで、内部構造のパーツは堅いケヤキで作成したものをご用意しました。参加者の皆さんに好きな樹種のパーツを選んでいただきスタートです。

 

 

 今回は組み立てと仕上げ(やすり掛け・装飾)を主に行いました。研究林スタッフがサポートしつつ、保護者と力を合わせて自分だけのゴムてっぽうを作り上げました。

 

 

 ピカピカになるまでやすり掛けを行う子や、電熱ペンを使って好きな模様を描く子など、様々な工夫が施された作品が出来上がりました。

 

 

 組み立て時は難しい作業もありましたが、どなたも集中して取り組んでいました。完成した後は、みんなで的当てゲームを楽しみました。

 

 「親子木工教室」は、木を使った工作を通じて、様々な特徴のある木材に親しんでもらうことを目的として開催しており、今回の本格ゴムでっぽう作りで皆さんに木工の楽しさを実感していただけたのではないでしょうか。

 

(和歌山研究林 前田)