今年4月に中川研究林の庁舎入口に立っている3本組のトーテムポール「思考の鳥」(1981年、砂澤ビッキ作)の1本が倒壊しました。それをきっかけとして、2020年8月13日~9月13日に、音威子府村にあるエコミュージアムおさしまセンターアトリエBIKKY3モアで、「思考の鳥展」を開催しました(エコミュージアムと中川研究林の共催)。
この企画展では、ビッキさん作の思考の鳥のデッサンやミニチュア、倒壊した「エゾシカ」「キツツキ」の一部などの公開や、素材となった木の伐採跡地の現状、建立から倒壊までの作品の経年変化を写真等でご紹介したほか、北大研究林全体や中川研究林を紹介するコーナーも設けました。
期間の最後のほうで、「エゾシカ」の顔の部分が見つかり、急遽展示したりしました。
思考の鳥展にご来場してくださった皆様、ありがとうございました。今回来られなかった方のために、以下に展示内容を写真でご紹介いたします(画像をクリックするとスライドショーでご覧いただけます)。
(中川研究林 馬谷)