「中川研究林の自然観察会2016秋」を実施しました。

歌内地区の散策を終えて
歌内地区の散策を終えて

 2016年10月23日(日)、「自然観察会2016秋」の参加者13名の皆さんに研究林スタッフが中川研究林を案内しました。

 

 今回は、予定していたパンケ山登山は山頂付近に雪が積もったため中止し、代わりに研究林内の紅葉が残るエリアを散策したり、マイクロバスで巡ったりしました。

オジロワシの観察
オジロワシの観察

 最初に、パンケナイ川に遡上したサケを観察しました。河原にはヒグマ等の動物の足跡があり、自然の営みが見られました。

 

 そして、皆さんと双眼鏡を使ってオジロワシを探しました。結果、周囲に成鳥1羽、幼鳥3羽が木にとまっていました。なかなか見つけることができない方も、スタッフが合わせたフィールドスコープで姿を確認して、再び双眼鏡で探索しました。

研究林スタッフによる解説(タラノキの実)
研究林スタッフによる解説(タラノキの実)

 それから、近くの歌内地区を散策しました。道中、オジロワシだけでなく、北方から渡ってきたばかりのオオワシが何羽も大空を飛翔する姿も見ることができました。

 

 熟したヤマブドウやサルナシの実がまだ落ちずに残っていたりして、参加者の皆さんには秋の自然を存分に楽しんでいただけたと思います。

         (中川研究林 馬谷)

おまけ:この紅葉のなかに、オジロワシが2羽います。
おまけ:この紅葉のなかに、オジロワシが2羽います。