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2015年11月8日に苫小牧研究林第140林班において「古里後楽オンコの森を育てる会(代表 石城謙吉氏、事務局 北大苫小牧研究林)」によるオンコの森の保育作業が行われました。
オンコの森は札幌在住の故古里後楽氏から1984(昭和59)年イチイの苗木を寄贈されたことによりはじまりました。
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近年、オンコの森ではエゾシカによる樹皮食いの被害が多発していました。石城代表の発案の元、イチイ植栽木を守るため幹に防護ネットを巻きました。
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ほぼ防護ネットを巻き終えたので、今回はイチイの生長を阻害する広葉樹雑木の伐採や、枯れ枝払い、ネットの補修作業を行いました。
林内には、10月に北海道を襲った台風により、トドマツやカラマツ上木の風倒木がたくさんあり、皆さん苦労しながら作業しました。