2015年10月18日(日)、「自然観察会2015秋」の参加者17名の皆さんに研究林スタッフが中川研究林を案内しました。
今回は、午前中はパンケ原生保存林内の林道を約2.5㎞歩いてパンケ山に登り、午後はパンケナイ川に遡上するサケ、そしてそれを狙うオジロワシを観察しました。
天気予報では曇りのち雨。林道を歩き始めるころには雨雲が近づき風が強くなっていましたが、幸い皆さん雨に降られることなくパンケ山に登頂できました。
お昼ご飯を食べ終えて、マイクロバスで山を下り始めると強い雨が降り出しましたが、パンケナイ川でサケの産卵行動を観察するころには雨は止んでくれました。
川の周辺でオジロワシの成鳥・幼鳥あわせて5個体に逢えることができ、河原ではヒグマの足跡やヒグマに食べられたサケの残骸も見ることができました。
あいにくの天候でしたが、参加者の皆さんには秋の自然の営みに触れていただけました。今後も、地域の皆さんに中川研究林を案内する機会を大切にしていければと思います。
(中川研究林 馬谷)